加藤喜一  -MORE THAN THIS- 
     Keach Kato's Daily Column
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7/22(水) It’s not the spotlightの権利許諾申請

 

 終日事務処理でかなり疲労。

 It’s not the spotlightの権利処理に関する手続きがさらに難航。

 配信元であるTunecore Japanとオレとの直接関係する手続きは無事に変更完了できたところで、再度楽曲の配信審査を依頼したところ、この曲に関しては、訳詞されているものということで、カバー扱いにならず、「編曲」されたものとして、原曲の権利所有者に許諾を得なければいけないとのこと。

 

 海外アーティストの楽曲の日本語訳ヴァージョンの権利許諾を受けなければいけないという作業は、オレにとっては初めてのことで、さてどうしたものかと思案。伴野さんにも相談しつつ、JASRACに問い合わせしてみようかと思ったが、JASRACは管理楽曲以外はタッチしていないため、海外の楽曲の権利処理に関しては基本的に自分でやらなければいけない。

 というわけで、この楽曲を日本で管理をしているイーエムアイ・フジパシフィックパブリッシャーに連絡、問い合わせをし、新たに訳詞したものとして公表したい旨を伝え、許諾を得ることとなった。

 

 フジパシフィックの規定に沿って、必要書類とデータを提出したが、1点だけ問題があり、訳詞したものに対する英訳が欲しいとのこと。つまり、原詞を忠実に日本語に訳しているかどうかという点が権利者にとっての最大の問題であるわけで、その英訳を現地、つまりアメリカの著作権者(作詞作曲者)であるGerry GoffinBarry Goldbergの(ちなみにGoffinは故人である)代理人である著作権を所有する音楽出版社に送って、使用の可否を問うという…。

 

 なので、さっそく訳詞者であるRAMKenちゃんに連絡。Kenちゃんの訳詞を誰かに頼んで英訳して欲しいと伝える。

 鎌倉のRAMには外国人のお客さんが多く、Kenちゃんが親しくしているネイティヴのアメリカ人も数多くいる。

 

「了解です♪なんか、すごい世界ですね〜」

 

 なにしろ、英語の歌詞を訳した日本語の詞を、さらに英訳するというわけで、オレなどの英語力では到底無理であり、微妙なニュアンスなどをきちんと英訳するには、ネイティヴに頼る以外あり得ない。

 Kenちゃんの訳詞の英訳が、権利者の遺族であり、自身もこの曲をカヴァーしているGerry Goffinの実娘の目に触れることも予想される。

 また、フジパシフィックには先日出来上がったマスタリング済みのトラックも併せて提出した。

 

 It’s not the spotlightをリスペクトしてカヴァーしているわけで、改悪しているわけではない。むしろ原詞に忠実に訳しているし、プレイしている。現地の権利者の方々に、このカヴァーが許諾されることを心から願っている。

 さて、そういうわけで、さらに公表、配信が延びるのは避けられそうにない。ので、しばしお待ちを…。

 

 

(bgm nothing)